logger - 解析結果ログの集積
mailboxparserが作った解析結果のログファイルは、mailboxparserを起動した分だけ生成される一時的なものです。1日に24回mailboxparserを起動したら24個の一時的なログファイルができます。bounceHammerのloggerコマンドは、mailboxparserが生成した一時的なログファイルを、日付(バウンスしてきた)ごとにファイルを分割し、正式なログファイルとして保存します。
このコマンドはインストールしたディレクトリ/bin/loggerにあります。
使用例
loggerは、動作を決定するオプションのどれかをつけて起動するだけです。loggerによって処理されたログファイルは、設定ファイルのdirectory->logで定義されるディレクトリに集積されます。利用可能なオプションは、--helpを付けて起動すると表示されます。
一時的なログファイルを日付ごとに分割して集積(単純な連結)
# logger -c ⏎
集積対象となる一時的なログファイルの個数を表示
# logger --list ⏎
12
指定したファイルを日付ごとに分割して集積(単純な集積)
# logger -c /tmp/logfile.dat ⏎
指定したディレクトリにある一時的なログファイルを日付ごとに分割して集積(重複を除去してマージ)
# logger -m /var/tmp/logs/ ⏎
ヘルプを表示
# logger --help ⏎
# logger -c ⏎
集積対象となる一時的なログファイルの個数を表示
# logger --list ⏎
12
指定したファイルを日付ごとに分割して集積(単純な集積)
# logger -c /tmp/logfile.dat ⏎
指定したディレクトリにある一時的なログファイルを日付ごとに分割して集積(重複を除去してマージ)
# logger -m /var/tmp/logs/ ⏎
ヘルプを表示
# logger --help ⏎
利用可能なオプション
動作用オプション
- -c, --concatenate
- mailboxparserが作った一時的なログファイルを、日付別に分割して設定ファイル(etc/bouncehammer.cf)のdirectory->logで定義されるディレクトリに集積します。loggerを実行するユーザが、集積用のディレクトリに対して書き込み権限を持っている必要があります。
このオプションは、一時的なログファイルを単純に日付別ファイルに連結をするだけですので、同じファイルを複数回処理させると重複が発生します。 - -m, --merge (ver.2.2.0以降)
- mailboxparserが作った一時的なログファイルを、日付別に分割して設定ファイル(etc/bouncehammer.cf)のdirectory->logで定義されるディレクトリに集積します。loggerを実行するユーザが、集積用のディレクトリに対して書き込み権限を持っている必要があります。
このオプションは、一時的なログファイルと書き出し先の日付別ログファイルの内容を全件照合し重複を除去し時系列に並べて書出します。-c,--concatenateオプションと比べて処理にかなり時間がかかります。 - -l, --list
- 設定ファイル(etc/bouncehammer.cf)のdirectory->spoolに、分割・集積対象となる一時的なログファイルが何個あるか報告します。それほど役に立つオプションではありません。
ログ用オプション
- -f, --file ファイル名 (ver.2.2.0で廃止)
処理する一時的なログファイルを指定します。設定ファイル(etc/bouncehammer.cf)のdirectory->spoolで定義されたディレクトリ以外の場所にある一時的なログファイルを処理する場合に使用します。ver.2.2.0で廃止されました。引数がファイルであるかディレクトリであるかは自動で判別されます。- -d, --dir ディレクトリ名 (ver.2.2.0で廃止)
処理する一時的なログファイルを指定します。設定ファイル(etc/bouncehammer.cf)のdirectory->spoolで定義されたディレクトリ以外の場所にある一時的なログファイルを処理する場合に使用します。ver.2.2.0で廃止されました。引数がファイルであるかディレクトリであるかは自動で判別されます。- --strict (ver.2.2.0で廃止)
正式なログファイルの記録に重複がないように集積用ディレクトリにファイルを生成します。このオプションを指定しない場合、同一の一時的なログファイルをloggerで複数回処理すると、集積用ディレクトリに書き出される正式なログファイルの内容は、loggerの処理を実行した分だけ重複します。 重複を除去するには、loggerを実行する際に必ずこの--strictオプションを付けるか、重複を含むログファイルをUNIXのsort,uniqコマンドで処理してください。内部動作の変更に伴い、-m,--mergeオプションに統合されました。- --truncate
- 集積が完了した後に、一時的なログファイルのサイズを0にします。
- --remove
- 集積が完了した後に、一時的なログファイルを削除します。
- --backup ディレクトリ名 (ver.2.2.0以降)
- 集積が完了した後に、指定したディレクトリにmailboxparserが作った一時的なログファイル移動します。
その他のオプション
- -B, --batch (ver.2.3.1以降)
- バッチモードで起動します。集積結果の概要をYAML形式で出力します。パイプでメールにして送信したりするときに便利でしょう。
- -C, --conf 設定ファイル
- 読み込む設定ファイルを指定します。このオプションを使用しない場合、インストール先/etc/bouncehammer.cfが使用されます。複数の設定ファイルを処理毎に使い分ける場合などでは有用でしょう。
- -T, --test
- テストモードで動作します。通常は動作に必要な設定値をインストール先/etc/bouncehammer.cfから読出しますが、このオプションを指定するとbouncehammer.cfが無くても動作します。-C test-run.cf と等価です。
- --silent (ver.2.1.0以降)
- このオプションを付けると、次の-v, --verboseオプションの有無にかかわらず冗長なメッセージおよびエラーの出力がなくなります。また、コマンドをsendmail等のデーモンが実行した場合、エラーが起きてもexit(0)=成功で終了します。--silentオプションを付けずにsendmail等MTAがコマンドを起動し、エラーが発生した場合はexit(75)=EX_TEMPFAILで終了します。
- -v, --verbose
- 処理過程が冗長に表示されます。
- --help
- コマンドのヘルプが表示されます。
- --version
- バージョン番号が表示されます。
コマンド実行結果のスクリーンショットでの説明
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TrackBack URL: http://bouncehammer.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/20


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